地デジやBSの受信ノウハウやテレビへのネット接続ノウハウなど放送受信に関するノウハウを掲載しています(コンテンツは随時追加)
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ハイブリッドキャストでは、放送と通信の連携機能を活かして、様々なサービスが検討されています。
①NHKの取組み
コンテンツの演出や技術的な課題検証を目的として、2014年度末に下記6つのサービスが実施される予定です。
②民放各社の取組み
三菱総合研究所や在京民放各社などは、総務省が実施する次世代スマートテレビの検証実験「ハイブリッドキャスト2014」の一環として、ハイブリッドキャスト番組を2014年1月3月に実施されました。
[ハイブリッドキャスト2014での検証実験例]
・ショッピング番組で双方向性を活かして視聴者が価格を決める企画を実施
・サッカーの試合で選手の走行距離やパスの成功率等の詳細な分析をリアルタイムで表示
なお、WOWOWでは全米オープンテニス2014でもハイブリッドキャスト対応番組が放送されました。ハイブリッドキャストの対応番組はIPTVファーラムのサイトをご覧ください。
データ放送と比較するとハイブリッドキャストには下記の特徴があります。
①豊富な表現力
・HTML5の採用にデータ放送に比べて高解像度な表現や多彩な色表示が可能(デジタル放送では解像度1920×1080。データ放送は事実上960×540)
・放送画面に重ねて情報を表示する「オーバーレイ表示」が可能
・画面全面がHTML5ブラウザ。放送画面やネットコンテンツもHTML5ブラウザ上で動作
②放送と通信の連携
・番組進行に合せて、自動的にアプリの内容を変更可能
・放送信号のタイミングで、スマートフォンやタブレットのアプリを制御可能
第4章では、ケーブルテレビにおける放送・通信連携サービスの最新動向を解説します。