付1.8 DNSサーバ

要求した先のIPアドレスを教えてくれる案内役がDNS(Domain Name System)サーバです。DNSサーバでは、インターネット上のコンピュータ名にあたるドメインネームを、住所にあたるIPアドレスに変換します。

個々のDNSサーバは自分が管理するネットワークに接続されたコンピュータのドメインネームとIPアドレスを対応させる表を持っています。インターネットには無数のDNSサーバが接続されており、ドメインネームに対応した階層構造になっています。

例として【www.△□○.co.jp】に行き着く課程を解説します。

最上位に位置するサーバはルートサーバと呼ばれ全世界に数えるほどしかありません。

①ルートサーバに問い合わせを行います。→ルートサーバは【jp】ドメイン全体を管理するDNSサーバのアドレスを案内します

②つぎに【jp】ドメインのDNSサーバに問い合わせをします。【jp】ドメインを管理するDNSサーバは、【co】ドメインのDNSサーバのアドレスを案内します。

③そして【co】ドメインのDNSサーバは【△□○】ドメインのDNSサーバを案内します。

④最後に【△□○】ドメインのDNSサーバは△□○内の「www」というコンピュータのIPアドレスを案内します。

 

annex1-7